測定器の遮蔽強化作戦!

測定器の精度をあげるのと、少しでも検出下限値を低くしたいということで、
放射線を感知するシンチレーターという部分の下部にも鉛の遮蔽をすることになり、
もともと物理屋さんであったつねえもん氏が、夢中になって取り組み始めました。
型を作り溶かした鉛を流し込むなどまでして、特製の鉛の遮蔽が完成間近です。
すごい!!!

いまや、全国に80を超える市民による放射線測定室があるそうですが、
それぞれ同様の想いで努力しており、互いに交流もしています。
鉛のブロックで測定器の下部を遮蔽したら、バックグラウンドの数値が下がってよさそうだという話があり、
トライすることになったことでした。
NaIシンチレーションによる測定にはもちろん限界はありますが、
よりよい皆さんの役に立つ測定ができるよう努力しているわけです。
測定に時間をかけることで、ある程度の精度を得られることもわかっており、
てとてとでは長時間測定のためにも、3台目の測定器の導入も検討中です。

手に持っている部分がシンチレータ―部で、検体が入る上部は鉛の遮蔽が効いていますが、
てとてとの測定器ATOMTEX1320Aの下部は外に出ている形で、通常ここには遮蔽はありません。

つねえもん氏による完成図の説明
常にバージョンアップを目指している「てとてと」です!
つねえもん氏に全国から注文来たりして!!!
こうご期待!!!
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